畑の水はけ_めいきょ排水

異常気象がやばい!

最近は毎年が異常気象です。乾季と雨季がはっきりした熱帯地方のような天候に近づき、雨が降り出すとものすごい量の雨が一斉に降ります。また、台風は日本のすぐそばで発生し、勢いを弱めることなく日本に上陸します。毎年どこかで災害が起こっているかと思います。
はっきりしたことはわかりませんが、地球温暖化が原因といわれ、化石燃料の使い過ぎなど人類の後先考えない行動が、取り返しのつかない所まできているように思いますが、それでも反省して少しでも行動を改めようとしている人は少ないと感じます。
現状気候変動がよくなる兆しはなく、年々ひどくなるだろうと思われますので、農業もいち早く対応していかなくてはなりません。

 

まずは雨対策!

畑をやっていて一番困るのは水が多すぎることです。水が少ない分は後から水やりして補うことが出来ます。しかし、大雨がふって水があふれてしまってからでは対策の仕様がありません。そこで大雨が降る前、もっと言えば野菜を植え付ける前から対策をうっておかなくてはいけないです。その一つが横方向に水を逃す仕組み、「明渠(めいきょ)排水」です。

畑の4辺に溝をきる

まずは畑の端に溝を切って周りからの水の侵入を防ぎます。特に私のところは田んぼの転作でまわりも田んぼが多いため、普段から田んぼの水がしみこんできて畑が湿ってしまいます。雨が降る前からぬれていては話にならないので、まずは周りからの水の侵入を防ぐために溝を切ります。そして、溝の先を必ず排水できる川などにつなぎます。排水先が高いと雨がふったときなど逆に水が流れ込んでくることがあるので、排水先が確保できることは非常に重要になります。

高い畝を立てる

次に畝をしっかりと高めに立てて、畝と畝の間の溝を畑の周りに掘った溝にしっかりとつなぎます。雨がふってきてもすぐに畑から排水できるように作っておかなくてはなりません。といっても一枚の畑の中でも高いところ、低いところがあり、水は高いところから低いところにしか流れないので、畑の実際の水はけの様子をみながら微調整が必要になってきます。

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