おいしい野菜を作るためには土作りが欠かせません。微生物が豊富なふかふかの土には、野菜の根もすくすくとのび、少ない肥料でもぐんぐん成長していきます。野菜が元気に育つので、病気や虫の被害も少なくなります。農薬や化学肥料を使わないで育てるため、野菜が育ちやすい土を最初に作り上げることが非常に重要になります。

 では土作りには何が必要でしょうか?正直土作りは人間にはできません。。土作りができるのは微生物のおかげです。そのため、微生物が働きやすい環境を作ることを常に心がけています。ますは水はけです。水分が多すぎる土壌は微生物が活動しにくくなります。ところが、私の住んでいる奈良盆地は田んぼが中心。粘土質の土が多く、水はけがあまりよくありません。そこで、野菜の植え付け前に徹底して、水はけ改善に臨みます。
  • 硬盤層のはかい
  • 明渠排水の確保
  • もみがらぼかしの投入

最近は、雨が集中的に降るため、なかなか水はけを確保することもむずかしいですが、毎年改良をかさねながら行っています。

大地のいぶき農園のお野菜購入

生姜
大地のいぶき農園では農薬や化学肥料を使わずに育てた美味しい野菜を販売しています。
普段野菜がきらいで食べないお子さんなどにも「おいしい!」と好評で、「今まで人参が嫌いでほとんど食べなかったけど、この人参を出したらお替りしてくれました!」などの嬉しいお声も
いただいております。
 肥料やぼかしも手作りし、土づくりを中心とした栽培を行うことで、野菜本来のおいしさが味わえる野菜です。知識より本能で動く子ども達が美味しく食べてくれることが何よりの証拠であると思います。ぜひ一度ご賞味下さい。