畑の水はけ_縦方向に水を逃がす

水を通さない硬い土

農業に欠かせないアイテムのひとつトラクター。農業を職として考えたとき、広大な面積を鍬で耕すわけにはいかず、トラクターで耕します。しかし、このトラクターが実は水はけに悪影響を与えています。
トラクターは便利で助か畑を耕すのに欠かせませんが、非常に重たいです。そのため、トラクターで何回も畑を走っていると硬くしまった土壌ができます。トラクターが耕せる深さは30cm前後です。そのため、30cmを過ぎた耕せない土が硬くしまり硬盤層といわれる土壌になります。この硬盤層が水を通さないため、水はけが悪くなります。大概の畑はトラクターで何十年も耕されてきているので、しっかりとこの硬い層が出来上がっています。

硬盤層を破壊する

そこでまずこの硬盤層を破壊します。トラクターの後ろにマルチプラウと呼ばれる写真のような大きな刃のついたアタッチメントをつけます。これは5~60㎝のふかさまで耕すことができるので、長年の耕運で作った硬盤層を破壊することができ水はけがよくなります。

実際に掘ったときに出てきた土の塊です。大きな土の塊が沢山でてきます。写真は青い土ですが、赤い土があったりと色とりどりできれいです(笑)この色はカビの色です。硬くしまった土に酸素がなく、水分が多いために発生しています。
まずはていねいに何回もたがやしきれいな土の塊が出てこなくなるようにすることが土作りの第一歩になります。

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