スナップえんどう成長記録2020

種まき

 スナップえんどうの栽培期間は長く、11月頃に種をまいて収穫は5月頃と半年以上かかります。また、種まきのタイミングも意外とむずかしく、早いと10月下旬にはまきますが、冬になる前に大きくなりすぎてしまい、大きくなりすぎると寒さに対する抵抗力が落ちて、枯れてしまいます。逆に遅いと発芽の温度が足らず、発芽までの時間がかかり、発芽率がおちてしまいます。

 今年の植え付けは11月10日前後。今年は10月に台風やら雨が多く、畑が思うように乾かなかったので、植え付けも遅くなりました。これ以上遅くなると、芽出しに影響があるかもしれないので、心配でしたが無事発芽。

スナップえんどう

スナップえんどうが発芽したところ

冬場の成長

 冬が来る前のひと仕事に頑張ってまいて、芽が出てきたスナップえんどうですが、ここからほとんど大きくなりません。12月から1月はほとんど成長しません。それでも最近は暖冬だからか、少しずつ大きくなっていきますが、あまり大きくなりすぎても枯れてしまうので難しいところ。

 成長がゆっくりで時間があるので、この間にネットをはったり、ぼかしをまいたりして3月から急激に成長したときにあわてない準備をします。

1月のスナップえんどう

1月頃の様子

 2月くらいになるとまだまだ寒い日は多いですが、日差しも暖かくなってくるので、少しずつ成長していきます。

春先花が咲き始める

 3月に入るとすっかり春の陽気で、スナップえんどうも急激に成長を始めます。早いところは3月初めには花が咲き始めます。去年のスナップえんどうは10月下旬と植えるのが早かったので、3月初めには花が咲き始めましたが、今年は3月中旬くらいから花が咲き始めました。

スナップえんどう花

花が咲き始める

 

収穫はじまる

 スナップえんどうの収穫は5月がメイン。11月に植え付けてから約半年です。でも収穫期間は1か月程度。いっせいに実をつけるため、あっという間におわってしまいます。

 今年は植え付けも花が咲くのも去年より遅かったので油断していましたが、4月20日頃には収穫が始まりました。去年より1週間以上早い収穫です。3月までは確かに暖かかったですが、4月は去年と比べてもあきらかに寒いです。直売所にもっていってもまだほとんどならんでおらず。。。

収穫初めのスナップえんどう

収穫が始まった時期のスナップえんどう

 詳しい理由はわかりませんが、勝手に微生物のおかげだと思っています。微生物の力はすさまじく、微生物が多いと土も暖かくなります。今年はぼかしを多く入れて、微生物が育ちやすくしてきたので、その影響があったのかもしれません。

 さて、これからが収穫の本番です。スナップえんどうは実も小さく収穫もたいへんですが、旬の美味しい野菜届けるためにもうひと頑張りです。

(随時更新予定)

Follow me!

大地のいぶき農園のお野菜購入

生姜
大地のいぶき農園では農薬や化学肥料を使わずに育てた美味しい野菜を販売しています。
普段野菜がきらいで食べないお子さんなどにも「おいしい!」と好評で、「今まで人参が嫌いでほとんど食べなかったけど、この人参を出したらお替りしてくれました!」などの嬉しいお声も
いただいております。
 肥料やぼかしも手作りし、土づくりを中心とした栽培を行うことで、野菜本来のおいしさが味わえる野菜です。知識より本能で動く子ども達が美味しく食べてくれることが何よりの証拠であると思います。ぜひ一度ご賞味下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

前の記事

コロナウィルスと免疫力

次の記事

生姜作り2020