なぜ無農薬野菜にこだわるのか?
無農薬だから安全なのか?
農薬は危険だから無農薬がいいという意見がありますが、最近は無農薬野菜は自ら虫や病気に対抗する成分を作り出すので危険という意見もあるそうです。
どちらが正しいのか?それは自分で感じてみるしかないと思います。目で見て食べてみて、体はどちらの野菜を求めるのか?美味しいと感じるのか?
科学が発達し、何でも理屈で説明できる時代ですが、まだまだ分からないことも間違ったことも沢山あります。周りの意見に流されず、最後は自分の直観力をもっと信じてみるべきだと思います。
野菜作りに農薬を使うということ
私が野菜作りに農薬を使わないのは安心安全な野菜を子どもに食べさせたいとの思いもありますが、一番の理由は
健康な野菜は農薬はなくても元気に育つ!
との思いがあるからです。
私自身も病気になって食を見直した経験から、健康に育てば病気にまけない体ができると信じています。
野菜も一緒で健康に育てば虫や病気に負けない元気な野菜ができます。農薬を使うことを前提に育てるのは、野菜の本来の力を信じていないのだと思います。
しかし、農薬を使うことが完全に悪いとも思っていません。私も自分で作れない野菜は農薬を使った野菜を食べることもあるし、おいしい野菜も沢山あります。今すぐすべての野菜を無農薬にしたら、生産できずに野菜は足りなくなるでしょうし、農薬を使わないことがすべて正しいとはおもいません。
でも、環境汚染がさけばれ、野菜の栄養価も確実に下がっている中で、現状のままでよいとも思いません。無農薬野菜が少しでも広がっていくことが大切だと思います。
無農薬だからおいしいわけではない
無農薬で野菜を作っていると基本的には美味しい野菜ができますが、美味しくない野菜ができることもあります。土作りが不十分で野菜の成長が悪かったり、虫が寄ってくると、味が薄かったり、苦みがでることもあります。
でも、上手にできたときは本当に虫も少ないし、味もおいしくて、子ども達も生のまま人参やオクラをたべられます。そのような経験から本当に健康に育った野菜は虫や病気もないから農薬も必要なく、味もおいしいのだと思っています。
虫が好きな野菜と人間が好きな野菜
自然界は本当によくできていて、人間が好きな野菜と虫が好きな野菜は違うんです。虫はしっかり自分の好き嫌いを判断して野菜を食べに来ていると思います。そして、人間も本当は直観的に野菜の良し悪しを感じていると思うのですが、科学や理屈に頼りすぎて、気付かなくなっているだけだと思います。
なので、子どもの好き嫌いはまだ理屈に頼らない直観的な部分でもっと大事にしていかないといけないと思っています。なので子どもがおいしいと食べてくれる本当に健康な野菜を作っていきたいと思います。
大地のいぶき農園のお野菜購入
普段野菜がきらいで食べないお子さんなどにも「おいしい!」と好評で、「今まで人参が嫌いでほとんど食べなかったけど、この人参を出したらお替りしてくれました!」などの嬉しいお声も
いただいております。
肥料やぼかしも手作りし、土づくりを中心とした栽培を行うことで、野菜本来のおいしさが味わえる野菜です。知識より本能で動く子ども達が美味しく食べてくれることが何よりの証拠であると思います。ぜひ一度ご賞味下さい。